2018.10.26 (Fri)
ビタミンD②
脂溶性ビタミンの1つであるビタミンDは、
カルシウムの代謝に関与し、骨や歯の形成に
欠かせないものです。
ビタミンDを多く含む食品は、それほど多くありません。
供給源として期待出来るのは、
魚介類と、きくらげなどきのこ類です。
魚介類には多くの種類に豊富に含まれています。
鮭やマスなどには特に多く含まれ、
また今が旬の秋刀魚も含まれます。
きのこ類に含まれるビタミンDは、
エルゴステロール(ビタミンD前駆体)が紫外線に
当たることで出来ます。
つまり、しいたけは、生しいたけよりも、
干ししいたけの方がビタミンDの含有量は多いです。
しかし、近年は天日干しで干ししいたけを作っていない
場合も多いので、食べる前に日光に当ててから調理
されることをお勧めします。
また、ビタミンDは皮膚にあるコレステロールの一種が、
紫外線にあたることによって合成されるため、
日光に当たりにくいこれからの季節には皮膚からの
合成が減りやすい傾向にあります。
食品から意識的にとるようにしたいですね。
スポンサーサイト
2018.02.05 (Mon)
ビタミンD
今日は脂溶性ビタミンの1つ、ビタミンDについてです。
ビタミンDは、カルシウムの代謝に関与しており、
骨の形成に重要なビタミンです。
ビタミンDは、日光の紫外線にあたることによって皮膚
からも作られますが、高齢の方は合成されにくいこと
などから、食事からも摂取が必要とされています。
2018.02.02 (Fri)
ビタミンA
ビタミンAの働きと多く含む食品
ビタミンAは油溶性ビタミンの1つで、
目や皮膚などの健康を守るなどの働きがあります。
(前回の記事をご参照ください)
ビタミンAを多く含む食品(レチノール当量㎍/100g)
(7訂食品成分表から引用)
***動物性食品***
牛レバー…1,100
豚レバー…13,000
鶏レバー…14,000
うなぎ…8,200
ぎんだら…1,500
あなご…500
卵黄…480
うずら卵…350
プロセスチーズ…260
普通牛乳…38
***植物性食品***
モロヘイヤ…840
にんじん(皮付き)…720
(ニンジンジュース…370)
あしたば…440
ほうれん草…350
豆苗…340
西洋かぼちゃ…340
大根の葉…330
*動物性食品に含まれるビタミンA(主にレチノール)は体内で
効率よく利用されます。レチノールは肝臓で貯蔵されるため、
レバーには特に豊富に含まれています。
*植物性食品に含まれるビタミンA(主にカロテン類)は野菜や
果物などに幅広く含まれています。カロテンは色素成分でも
あるため、色の濃い野菜に多く含まれています。
*植物性食品に含まれるカロテンは、体内に吸収されにくい
成分ですが、調理法によって吸収率が大きく変わります。
脂溶性のビタミンなので、油にとけると吸収が良くなります
ので、炒め物にしたりと油脂と一緒にとると良いでしょう。
2018.01.26 (Fri)
ビタミンA
こんにちは。
今日から各ビタミンの特徴などをお伝えしたいと思っています。
最初は、脂溶性ビタミンのビタミンAです(^^)
【ビタミンA】
ビタミンAは、主に動物性の食品に多く含まれているビタミンで、
・皮膚や粘膜を正常に保つ
・視覚の正常化
・成長 などに関与しています。
不足すると、皮膚や粘膜の乾燥、暗がりで目が見えにくくなる
(ひどくなると夜盲症)、胎児の奇形、子供の成長障害を引き
起す恐れがあります。
なお、ビタミンAは脂溶性のため、とり過ぎてしまうと体内に
蓄積し、過剰症をおこす恐れもあります。
(前回のページをご参照ください)
ビタミンAの過剰症
⇒吐き気・頭痛・めまい・目のかすみなど
また、食品中には体内でビタミンAに変換されるプロビタミンAと
呼ばれているものもあります。これは主に植物性の食品に含ま
れていて、β-カロテンが有名です。
*β-カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換されるため、
過剰症は起こりません。
次回は、ビタミンAを多く含む食品についてご紹介いたします。
2018.01.22 (Mon)
ビタミンとは②
こんにちは。
今日はビタミンの種類のお話をしたいと思います。
現在13種類のビタミンがありますが、溶解性の違いにより、
脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンに分類されています。
■脂溶性ビタミン
水に溶けにくく、油脂やアルコールに溶ける性質を持つ
ビタミンで、ビタミンA・D・E・Kの4つが脂溶性ビタミンです。
注:脂溶性ビタミンは、過剰に摂取すると体内に蓄積され、
過剰症が起きる可能性があります。
■水溶性ビタミン
水に溶けやすく、油脂には溶けにくい性質を持つビタミン
のことで、ビタミンB群とビタミンCがこれに該当します。